2010年12月24日金曜日

豪中銀の声明全文

 [シドニー 4日 ロイター] オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)は4日、政策金利のオフィシャルキャッシュレートを0.25%ポイント引き上げ、4.5%とすることを決定した。
 以下は豪中銀が発表した声明。
 理事会は本日、2010年5月5日からオフィシャルキャッシュレートを25ベーシスポイント(bp)引き上げ4.5%とすることを決定した。
 最近になって、世界経済の成長率予想は再び引き上げられ、2010年
にはトレンドペース付近、あるいは若干上回るペースでの成長が予想されている。欧州の状況は引き続き非常に弱いが、最近のデータは北米の成長が一段と力強さを増しつつあることを示している。
 金融セクターが打撃を受けなかったアジアの経済成長は引き続き力強く、原材料価格に圧力を掛ける一因となっている。一部の国の当局は現在、刺激措置の縮小を開始している。
 世界の金融市場は1年前と比べかなり良く機能しているが、欧州ではここ数週間、ソブリンリスクへの懸念が著しく強まった。このため、ギリシャへの支援提供や、財政の健全化に向けた一段の努力が政策当局に求められている。今のところ、欧州以外への波及はほとんどみられていない。
 オーストラリアの交易条件は予想以上に改善しており、今年は2008年のピークの再来が予想される。これが、所得を増加させ、資源セクターへの投資拡大を促している。このような条件の下、今後1年間の生産の伸びは先に実施した景気刺激策の効果が薄れていったとしても、昨年を上回る可能性が高い。
 一部のセクターでは依然として信用状況が困難だが、企業向け与信は安定しており、金融機関が一部借り手への融資を積極化し始める姿勢を見せており、企業セクターでの借り入れを圧縮するプロセスは緩和しつつある。
 住宅関連融資は非常に堅調なペースで拡大している。金利が上昇し、初めて住宅を購入する場合の優遇措置の影響がはく落したため、新規住宅融資の承認件数はここ数カ月鈍化している。とはいえ、現時点で中古住宅市場は依然かなり好調とみなされており、価格はここ数カ月上昇基調を維持している。
 09年に民間セクターの労働コストが目に見えて低下したこと、為替相場の上昇、初期段階の需要の伸び鈍化により、基調インフレ率は08年のピークから低下したことが最近のデータで確認された。直近のインフレ率は、前年比で基調ベースでもCPIベースでも3%程度だった。しかし、今後のインフレ低下ペースは予想ほどではない可能性が高く、今後1年のインフレ率は目標レンジの半分より上になりそうだ。
 豪経済に深刻な悪化リスクがなくなり、理事会はキャッシュレートの水準を、借り手にとって過去10年以上の平均的な金利水準に沿うように調整してきた。
 理事会は、今回の利上げ決定によって、大半の借り手にとって金利が平均的な水準になると予想している。1年前の非常に景気刺激的な金利水準から、大幅な調整が行われたことを意味する。
 理事会は引き続き需要やインフレの見通しの評価を行い、2─3%という平均的なインフレ率が達成できるよう、必要に応じて金融政策を運営していく。

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引用元:SEO対策 | 東大阪市

2010年12月18日土曜日

毎日同接が伸びている? 「Grand Fantasia -精霊物語






 5月14日に正式サービスが開始された「Grand Fantasia -精霊物語-」は,とくに鳴り物入りで登場したビッグタイトルというわけではないのだが,テストが始まって以降,じわじわと人気を上げ続けている。

 ゲームの概要はクローズドβテストレポートを読んでいただければだいたい分かっていただけるだろうが,個人的には,わりといいバランスと,いい雰囲気を備えたゲームという印象であった。どこか突出してよいか聞かれるとちょっと説明しづらい(あえていえばミグルによる生産だが)。全体的な居心地のよさが感じられる不思議なゲームであった。



 正式サービス直前の時点で,Aeria Gamesのオンラインビジネス本部 プロデューサー 乙田宗良氏,オンラインビジネス本部 運営ディレクター 藤山拓也氏,オンラインビジネス本部 マーケティングディレクター 畠野貴之氏の3名にいろいろ話を聞いてみたので,Grand Fantasiaを支えている運営方針などを紹介してみたい。










4Gamer:

 本日はよろしくお願いいたします。まず,Grand Fantasiaを日本に持ってきた経緯から教えてください。アエリアさんは世界中からゲームを集めてきていますが,なぜこのゲームに着目したのでしょうか。








Aeria Gamesオンラインビジネス本部 プロデューサー 乙田宗良氏

乙田氏:

 Aeria Gamesのラインナップを見ると,すでにサービスしている「セフィロス」以外にFPSの「Parabellum」,MMORPG「Runes of Magic」などを予定していますが,コンテンツに特色を持たせたいということもあり,多くの人に楽しんでいただけるファンタジー系のものを入れたかったんです。



4Gamer:

 なるほど。ファンタジーだとRunes of Magicが先にくるのかと思っていたのですが。Grand Fantasiaは,契約が発表されてからテストまでが非常に早かったですよね。



乙田氏:

 まず,Grand Fantasiaは,すでに台湾でサービスが開始しているだけに,ゲームの完成度が高かったというのがありますね。








畠野氏:

 それとGrand Fantasiaを作っているEASYFUNは,これ以前にも日本向けにゲームを出していましたので,日本でのニーズなどもよく分かっており,いろいろやりやすかったですね。そういうこともあって,Grand Fantasiaのサービスが先になりました。



4Gamer:

 以前のものというと,ガマニアの「ホーリービースト」ですね。ホーリービーストの日本での立ち上げは,えらく難産だったんですが,こんなところで苦労が報われていましたか。



畠野氏:

 それはうちではうかがい知れないところですが,とにかくとても協力的で,日本サービスに力を入れてくれていますね。



乙田氏:

 EASYFUNでも,この作品の日本展開には積極的で,こちらと協力体制を敷いて細かいところまで対応したり,かなり機動的にやってもらっています。



4Gamer:

 クローズドβテストやオープンβテストの状況はどうだったんでしょうか。



乙田氏:

 ユーザー属性としては,女性の比率が高かったですね。従来のMMORPGと比べて10%くらい多いです。



4Gamer:

 それはなんとなく分かる気がします。








Aeria Gamesオンラインビジネス本部 運営ディレクター 藤山拓也氏

藤山氏:

 それと,クローズドβテストで,多くの人がこのゲームに愛着を持ってくれたようです。私もいろんなゲームに関わってきましたが,それらと比べても,凄くご意見?ご要望が多かったですね。



畠野氏:

 そういう意味では非常に実りのあるクローズドβテストでした。





非常に高いユーザー定着率が示すもの




乙田氏:

 クローズドβテストを通して気付いたことは,想像以上にプレイヤーの定着率が高いコンテンツだということです。



畠野氏:

 そうですね。日々の同時接続数やアクティブ数を追っていても,クローズドβテストだとだいたい初日が非常に多くて,あとはどんどん減っていくものなのですが,その落ち込みが非常に少なかったのが印象的でした。

 

乙田氏:

 オープンβテストに入ってからは,同時接続数が毎日伸びているんですよ。いまではオープン当初の2倍になっています。



4Gamer:

 倍ですか。








Aeria Gamesオンラインビジネス本部 マーケティングディレクター 畠野貴之氏

畠野氏:

 5月1日からオープンβテストを開始して,10日ほどで倍です。最初は連休の勢いかと思っていたのですが,連休が明けても同時接続数が落ち込むこともなく,完全に連休明けの昨日(5月11日)を見ても,連休と変わらないペースを保っています。



乙田氏:

 ほぼ毎日,同時接続数の記録を塗り替えている状況ですね。一般の会社で連休明けとなるのは5月7日が多かったのだろうと思うのですが,その5月7日にも同時接続数を更新しています。



畠野氏:

 会員数のほうも順調に伸びています。普通は,登録してからゲームを起動しないという人も少なからずいるものなのですが,このゲームに関しては,実際にキャラクターを作って遊ぶところまでいっている率が非常に高いというのが特徴になってます。



4Gamer:

 なるほど。では,具体的にどこがいいという声が多いのでしょうか。








乙田氏:

 いろいろご意見はいただいていますが,やはりミグルが可愛いという声が多いですね。ミグルに愛着を持っていただいています。あとは世界観がライトファンタジーな感じで分かりやすいことでしょうか。



畠野氏:

 世界観についていえば,クエストの文言などがかなり多くて,バックグラウンドがしっかりしているというのはありますね。開発者も日本慣れしていて,そのあたりはしっかり作り込んであるという感じです。



乙田氏:

 それとカルチャライズにも力を入れています。



4Gamer:

 それは具体的にどういった部分でしょうか。



乙田氏:

 日本と台湾で文化の違いというのはありますよね。日本では曖昧な表現を使ったり,余韻を
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